すっぽんを食べる
今日は会社の上司とすっぽんを食べに行った。
これにはいきさつがあって、一昨年の年末にその上司と飲みに行った時に、次のクリスマスまでに彼女ができるかですっぽんを賭けたのだ。
運よく賭けに勝ったので、晴れてすっぽんを奢ってもらえることになった。
(と言っても、賭けに勝ってから1年以上が経過してしまったが。)
人形町にある「三晃家」というお店に行った。
7500円のコースにした。<メニュー>
・前菜3種
・血清酒(すっぽんの血の日本酒割り)
・刺身(前足、脂身、肝臓、心臓、首の筋肉)
・唐揚げ(前足)
・煮こごり(エンペラ)
・茶碗蒸し(エンペラ)
・鍋
・雑炊
・デザート
すっぽんは初めて食べたけど、美味しかった。
特に気に入ったのは、首の筋肉の刺身と前足の唐揚げかな。
一番近いのは鳥肉かなぁ。
ぼくはそれほど感じなかったけど、次の日上司が肌がプルプルだと騒いでいた。
やっぱりコラーゲンは肌に良いということか。
読書感想文「チーズはどこへ消えた?」
今回は一昔前に流行った本の紹介。
- 作者: スペンサージョンソン,Spencer Johnson,門田美鈴
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2000/11/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 11人 クリック: 153回
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評価:★★★☆☆
変化に敏感になろう、変化に順応しよう、難しく考えるより行動を起こそう、ってな感じのことが書いてある。
2匹のねずみと2人の小人がチーズを探しに洞窟に迷い込み、チーズを見つける。
その後、2人の小人はチーズがある生活に慣れてしまい、変化に気付かない。
そしてある日洞窟に行くとチーズが無くなっていた。
2匹のねずみはチーズがだんだん少なくなっていることに気づいていたので、すぐに靴を履き、別のチーズを探しにさらに洞窟の奥に進んでいく。
2人の小人はチーズがなぜなくなったかを考え、チーズはきっと戻ってくる、とその場からなかなか動けない。
2匹のねずみはやがて洞窟の奥で新しいチーズを見つける。
2人の小人のうち、1人は同じ場所で待っていても意味がないと、靴を履き、さらにおくに進む事に。
そして新しいチーズを見つけ、その後は変化に敏感になり、時々洞窟の更に奥を探検する癖をつける。
一度手にした地位にしがみついて変化に対応できずにいると、いずれ環境の変化に埋もれていくってなことが言いたいわけだ。
面白い表現だったのは、新しいことを始めるときの恐怖について。
今の競合優位を捨て新しいことを始めるのは恐怖が伴う。
だが、もし恐怖を感じなかったら?
論理的に動けるのではないか?
ドラゴン桜という漫画の教師が言っていたが、成功の邪魔をする最たるものは人間の感情らしい。
理屈では分かっているが実践するのは難しいっていうのはその一例だろう。
今読んでいる経営関係の本でも同じような事が書いてあった。
うーむ。。
そうはいっても、、なぁ。
読書感想文『熊とワルツを』
トムデマルコのリスク管理の著作「熊とワルツを」を読みました。
最近一気にトムデマルコの本を読みまくったなぁ。
- 作者: トム・デマルコ,ティモシー・リスター,伊豆原弓
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2003/12/23
- メディア: 単行本
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評価:★★★★★
ゆとりの法則やデッドラインに比べると読みにくいかもしれない。
特に数学が苦手な人にはとっつきにくい項目が多々ある。
数学はむしろ好きなほうだが、リスクを関数的に計算するあたりが少し読みづらかった。
が、読み終わってみると本当に得るものが多い本だったと思う。
リスク管理については、先輩たちから教わった事のおさらいだったが、最近のプロジェクトでリスク管理が甘くなっていたと反省させられた。
リスク管理以上に勉強になったのは、プロジェクトの効果の測定についてだ。
最近はコスト削減を目的としたプロジェクトを行う事が多いのだが、効果測定を行うのはプロジェクト初期段階の予算を確保する時だけになっていた。
決裁が通ってしまえばそれで終わり。
プロジェクト終了後にプロジェクト結果報告書を作成するが、それは今回のプロジェクトで良かった点や、見直す点をまとめ、次のプロジェクトに生かすためのものであって、そのプロジェクト立ち上げ時に最初に描いた費用対効果を実現できたかには言及していなかった。
それではダメだ。
会社のお金を使わせてもらってプロジェクトをやっている以上、そのプロジェクトが予算確保時の計画通りに終わったのかズレがあったのかは測定する義務がある。
トムデマルコの本を読んでいるとソフトウェア生産社会では、リスク管理を行わないのが当たり前、費用はかかるが効果は「やらなければならないから」といったことが多い事に気付く。
エンジニアの環境で成長したせいか、私自身もそうなっていた事に気付いた。
研修などでマーケティングの講義を受けると、よくPDCAサイクルの話を聞くが、その都度「そんなの知ってるよ」と思っていた。
でも実際にはPDまでしかできていない。
同じチーム内でお店を運営していくことになり、今後売上を上げるための施策をどんどんやっていくことになるが、その都度C、Aを行わなければならないなぁと痛感した。
私もプロジェクトが終わるたびに、結果を測定し、必要であればチーム内で共有していこうと思う。
読書感想文「デッドライン」
お気に入りのトム・デマルコの本を1冊読破しました。
- 作者: トムデマルコ,Tom DeMarco,伊豆原弓
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 1999/03/19
- メディア: 単行本
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評価:★★★★★
プロジェクトを成功させる(失敗させる)ためのいくつかのエッセンスを物語形式で解説している。
著者のトム・デマルコが相対性理論を一番理解できたのが、光の速度が25km/hの世界の物語を読んだときだったらしく、その物語の手法を真似てデッドラインを書いたらしい。
ソフトウェアプロジェクトマネージャ経験豊富だった、主人公トムキンスはある日、共産国の国家プロジェクトのマネージャになる。
そこでは、1500人で6つのソフトウェアを作るというプロジェクトが動くのだが、
1500人という豊富な人材を利用して、ソフトウェア製造プロジェクトで、人数が多すぎた場合、
少なすぎた場合、プレッシャーを強くかけた場合、などなどのプロジェクト管理実験が行われる。
途中上司が変わってプロジェクトの期限が短くされたり、
要件が増えたりという問題が起こるが、トムキンスは巧みに乗り越えていく。
トム・デマルコの他の著書である、「熊とワルツを」で言及されているリスク管理、
「ゆとりの法則」で言及されているゆとりと変化の重要性、「ピープルウェア」で
言及されているチームワークについてなどが本書の中で一通り触れられている。
いきなり「ピープルウェア」などを読むのはしんどいという人にお勧めかなぁ。
最初に「ゆとりの法則」を読んで、次に「デッドライン」、「ピープルウェア」、
「熊とワルツを」の順番が個人的にはお勧め。
読書感想文「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」
やっけん@溶連菌です。
年初から病気のため家にいる時間が長く、読書が順調に進んでいます。
今日読み終わった本の紹介。
- 作者: 林總
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2006/09/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 15人 クリック: 154回
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評価:★★★★★
とても面白かった。
祖父の急死により突然会社を経営する事になった経営素人が、
経営コンサルタントの助けを得ながら会社を持ち直していくという内容。
会計を活かした経営手法について、分かりやすく書いてある。
以前紹介した「なぜおいしいアイスクリームが売れないの?」では、工場長が品質+チームワーク重視で工場を立て直すという話だった。
今回の本はより高い視点で話が展開される。
そのため、現場での話はほとんど出てこない。
リストラを断行したことや、経営方針の変更を部下に納得させることなどには触れていない。
常に会計を手がかりに経営状態を良くすることに主眼を置いている。
また粉飾決算の見破り方などにも言及しており、非常に面白い。
会計コンサルタントとの相談会は月に1回×12回(1年分)行われ、
各相談会で本の1章となっている。
章が終わるごとに解説が入っているが、
今回は解説は読まず、物語だけを一気に読むことにした。
あまり最初から難しい言葉の意味や計算方法の部分を読んで、読むモチベーションが下がる事を避けたかったからだ。
少しだけ解説を読んだが、中にはライブドアが行った違法処理の解説や
カルロス・ゴーンが会計のプロであり、会計的に高度な手法を使って
日産を立て直したことについても触れていて割と面白そうだ。
基本的に通勤の電車内で読んでいるのだが、今日最後の方を読んでいるところで
最寄駅についてしまい、続きが早く読みたくて家まで走ってしまった。
その時にそもそも読書についての考え方や本の評価基準について考えたのだが、
それはまたの機会に書くことにしよう。
私の場合、簿記3級の勉強をした時に会計について学び、
今でも経理処理をする時にその時の知識は活かされているが、
例えば株を買う時にBSやPLから会社の財務状況が分かるまでには至っていない。
今回の読書をきっかけに、ケーススタディとして株を買う際に
その会社の財務諸表を見ることをやってみようかなぁと思う。
溶連菌に感染・・・
やっけん。です。
一昨日の夜、姉と姉の友達と飲みに行っていたのですが、そのあたりから喉が痛くなってきました。
で、姉の家で寝ている時にあまりの喉の痛さに4時ごろ目が覚めてしまい、そこから寝られない。
鏡で扁桃腺を見たところ、ものすごく腫れていました。
もともと扁桃腺が大きいのですが、のどちんこにくっつくくらい腫れあがっていて、真っ赤でした。
昨日家に帰ってきましたが一向に良くなる気配がないので、今朝病院に行ってきました。
医者がのどを見るなり、「これは、大変だねぇ、辛いでしょ」と言われ、溶連菌の検査をしますね〜とのどに綿棒当てられた。
5分後再度呼ばれ、結果を見てみるとリトマス紙のような紙に二本の赤い線が。
二本の線の下の方が出ていると溶連菌陽性らしいです。
この溶連菌というのは、小学校低学年くらいで感染することが多く、ほうっておくと急性腎炎やリウマチ熱に発展することもある厄介な細菌らしいです。
医者の話を聞いている最中に青ざめたが、現在ではペニシリンによる治療で治せるらしい。
家に帰ってから溶連菌について詳しく調べてみました。
正確には、A群β溶血性連鎖状球菌という名前で、空気感染し、症状は喉の痛みや発熱、発疹などがあるそうです。
通常大人には感染する事は少ないらしいですが、僕の場合年初に引いた風邪で抵抗力が弱っていたのでしょう。
症状はというと、とにかく喉が痛いです。
鏡で見てみると、扁桃腺が真っ赤であまりの痛さでつばが飲み込めません。
夜寝ていると飲み込めなかったつばがダラダラ出てきます。
また、喉に異物感があり、声も変わってしまっています。
熱は今朝はかったところ37.3℃でした。
抗生剤を2週間〜2ヶ月飲み続けて、菌が完全にいなくなれば完治らしいです。
喉の症状も薬を飲んで2,3日で治るそうです。
症状が治ったからといって、抗生剤の服用をやめてしまうと再発するらしいので、しばらく薬を飲み続けないといけないです。
まぁ症状さえ治まってしまえば会社に行く事もできるので、今日はゆっくり休んで早く治します。
今回はホント病院行ってよかったです。
ほっておいて急性糸球体腎炎という病気になってしまったら治らないらしいので。
医者の先生が言っていたが、ここ半年で100人くらい患者が来ているそうです。
みなさん、喉の痛みを感じたらなるべく早く医者に行きましょう。
読書感想文『「人たらし」のブラック心理術』
やっけんです。
今年始めの仕事Weekも後1日ですね。
病み上がりなので、少々しんどかったですが、無事終わりそうです。
では、年初休み中に読んだ本の読書感想文を。
「人たらし」のブラック心理術―初対面で100%好感を持たせる方法
- 作者: 内藤誼人
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2005/09/01
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 103回
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評価:★☆☆☆☆
人との接し方について心理学の観点から言及している本。
挨拶ははっきりしましょう、とか、30分遅刻するなら午前年休取りなさいとか、人に好かれるにはどうしたらよいかが書いてる。
が、共感出来る部分と出来ない部分があり、特別読まなければならないわけでもない。
人間関係に興味を持っている人であれば、書いてあることは大体経験から学んでいるはず。
まぁ本という形でまとまっているので、おさらい気分で読むならよいかな。