読書感想文『アイデアのつくり方』

続いてクリエイティブシンキング関係の本の紹介。


嶋浩一郎のアイデアのつくり方 (ディスカヴァー携書)

嶋浩一郎のアイデアのつくり方 (ディスカヴァー携書)



評価:★★★☆☆




情報と情報を整理せずに陳列させよう。その中から新たなアイデアが生まれる、という内容。
高度経済成長期は情報、作業などを整理することでコスト削減で競っていた時代だが、今日では新たな付加価値の提供で競う時代である。


そのような時代背景では、情報を整理するのではなく関係ないと思われる情報が出会う場を作り、そこからアイデアをはぐくもうというもの。
確かに、最近のWebのブームを考えてみると、マッシュアップのように情報を交差させて新たなサービスを生む手法が流行っている。


Webの世界だけでなく、商売や企画などの場面でも情報の放牧は有効かもしれない。
著者の手法は、とにかく気になった情報をカテゴリ分けせずに手帳に書きまくり、後でぱらぱらと眺めるというものだ。


私自身、クリエイティブな人間ではないのだが、思ったことを書き留めておく場がほしいとはよく思っているので、この本を読んだ事を機に手帳を買ってみようかと思う。
本でも紹介されていて、会社の先輩も使っているモールスキンの手帳にしようかな。。